調剤事務の面接で不採用になった人たち 徹底解説!

調剤事務になる方法

調剤事務の面接で残念ながら不採用になるのは、どんな人なのでしょうか?

今日は私の勤める調剤薬局に実際に面接に来られた方で残念ながら不採用になった方を思い出しながら、分析していきたいと思います。

不採用になった方の中には、なにかしらのタイミングが悪くて惜しくも不採用になった方もいらっしゃれば、本当に調剤事務をやりたくてこられたのかな?と疑問符が浮かぶような方までいろいろいらっしゃいます。

反面教師というわけではないですが、これから調剤事務の面接を受けようと考えられている方のヒントになれば、幸いです。

パソコンに不慣れな方

不慣れといってもどのくらい不慣れかにもよりますが、全く触ったことがない方や、ご自宅にパソコンがないので、スマホしか使えないという方は、募集要項に未経験の方OKと記載があっても、さすがに調剤事務の仕事に就くのは厳しいです。

レセコン自体は専門性があり、この仕事に就くまではほぼ触ることはないので、レセコンの操作ができないのは問題ないのですが、タイピングや簡単なキー操作(コピー&ペースト、半角で入力するための操作など本当に基本中の操作です)もできないとなると、出勤して早々パソコンの前でモニターとにらめっこするようなことになってしまいます。

「この書類をプリントアウトしておいてね」と、いわれて、「どうすればいいんですか」という方はさすがに見たことはありませんが、タイピングテストで「E」や「D]判定の方は練習してから、面接に行かないと不採用になる確率が高いです。

でも、練習すれば、誰でもできるようになりますので、毎日5分でもいいのでタイピングの練習をしてみてください。ブラインドタッチでなくても、自己流のタイピングでも、それなりに正確に早く打てるようになれば大丈夫ですので、調剤事務になろうかなと思っている方はぜひ今日からやってみてください。

身だしなみに気遣いがない方

調剤事務は「薬局の顔」で、「受付係」ですので、身だしなみに気遣いがない方は不採用になることが多いです。以前、うちの薬局に50代の方で、髪はぼさぼさ、ノーメイク、ジーンズで面接に来られる方がいらっしゃいました。いくら制服の白衣を着ても薬局に最低限必要な清潔感が出せるかといえば、かなり厳しいと思います。「面接」でその身だしなみですから、通常勤務でがらっとスタイルが変わるとはとても思えませんでした。

メイクに関しては賛否あると思いますが、ある程度の年齢になって全くのノーメイクというのはどうしても、不健康というか、元気な感じではないという印象を持たれてしまうと思います。実際、調剤事務の受付という仕事では、ほとんどの方がメイクをされています。もちろん、ノーメイクでも清潔感のある印象を与えられるという方はかまわないでしょうが、うちの薬局でノーメイクで面接に来られる方はたいてい清潔感とか、健康的というイメージとは程遠い方がほとんどです。

あと、極端に爪を伸ばしてる方、かなり華美なメイクをされている方も医療関係としては敬遠されがちです。

調剤薬局は医療機関ですので、患者さんに安心してご利用していただけないといけません。ですので、患者さんに安心感を与えられるような健康的で、清潔感のある方が採用されることが多いです。

シフトに融通が利かない方

こればっかりは仕方ないのですが、薬局側と応募に来られる方のシフトの融通がつかないと採用ということにはなりにくいです。小さなお子さんがいらっしゃる方は、できるだけ短い時間で午前中に平日の間で働きたいと希望されることが多いのですが、ある程度幅を持たせてくれていないと、採用となりにくいことがあります。

やはり募集する方は今開いているシフトの穴を埋めて欲しいと思っていることが多いです。ですので、正直なところ、面接の段階でシフトの融通が利きづらそうな方は不採用になることが多いです。もちろん、それでも採用したいと思われるような方もいらっしゃいますので、そういう方は別ですが。

性格に難がありそうな方

調剤事務の志望動機を聞くと、エアコンの効いた部屋で座って仕事ができるからと答えた方がいらっしゃいました。すごく正直な方です。また、調剤事務の仕事は全くの未経験ですが、絶対やれると思います。と断言された方。

薬局もそれぞれカラーがありますので、うちのカラーに合いそうにないなという方は残念ながら不採用になってしまいます。見方を変えれば、うちのカラーに合わなくても他の薬局ではOKという場合もあります。

まとめ

もうひとつ、うちの薬局だけのことかもしれませんが、かなり太っている方というのも不採用になります。それは、健康的に見えないとか、そういう問題ではなく、シンプルに薬局が狭いからです。調剤薬局は敷地面積が結構狭いところが珍しくないのですが、スタッフの数はある程度必要になってきます。

すれ違うのも阿吽の呼吸というか、お互いのセンスが必要とされる驚きの狭小スペースでは、かなり太っている方というのは、たぶん、すれ違うことができないので業務をこなすが困難なのです。いたるところに書類やかごがありますので、ちょっとぶつかると雪崩が起きます。毎日、それを繰り返すと、ご本人も仕事へのモチベーションが下がると思います。

もちろん、広い薬局なら大丈夫だと思いますので、下見に行かれたときにどうかなとチェックしてみる方がいいと思います。

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