さて、今日は調剤事務に必要なパソコンの技術、PCスキルについて書いてみたいと思います。
調剤事務をはじめてから、よくまわりに聞かれることがいくつかありまして、そのうちのひとつに「パソコンできたんだね!」というのがあります。
このときの、パソコンっていうのはざっくりとしたイメージですが、いわゆるオフィス系のことだと思うのですが、確かに一般的な事務の求人欄には「ワード・エクセルが使える方」というのをよく見かけます。
調剤事務の求人欄でも「PCできる方」という感じでさらっと書かれていますが、ワード・エクセルが使える、PCできるっていうのは実はものすごく曖昧な表現で、ここで調剤事務の求人に応募するのをためらってしまう方もいらっしゃるのではないかと私は思うのです。
これが、たとえば簿記2級とか、教員資格のある方とかだったら、迷うことはないんですが、できる方っていうのはどれくらいできれば、できる方になるのか。これは自己判断するのはなかなか難しいです。
ワードやエクセルを一度も使ったことのない方はこれはやはりできる方には該当しないと思います。
では、高校や大学の授業なんかで、さらっと使った方、就職面接の際に職務経歴書を作成するために、さらっと使った方、そんな方ははたしてできる方に該当するのでしょうか。
あくまでも私の実体験に基づいた結論ですが、上記の方は調剤事務の面接に限って言うなら使える方に該当すると思います。
どうしてかと言いますと、調剤薬局で使うソフトは基本的にレセコン専用のソフトだからです。一般の方は、調剤事務の仕事をするまでは、まず間違いなく使うことはないと思います。そのソフトで何をするかといいますと、紙の処方箋をデータ化していきます。もっと簡単に説明すると、処方箋に書かれた文字をキーボードでパソコンに入力していくという作業になります。
グラフを作ることもなければ、データを分析したりすることもありません。絵をかいたり、図を書いたりもありません。つまりは、ワードで文字が入力するスキルがあれば、調剤事務はほぼ務まるということになります。
まとめ
- ワードの文字入力ができれば調剤事務は務まります!
- エクセルは使えなくても大丈夫!
- 印刷の仕方など、基本操作ができれば、専用レセコンの使い方は仕事をしながら覚えていけばOKです!
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