調剤事務をやってみたいと思った時、何歳までなら採用されるんだろう。そんな疑問が浮かんだことありませんか?
調剤事務の仕事は体力仕事ではありませんので、年齢を気にせず働ける仕事ですから、一度でも経験があれば、50代でも60代でも採用される可能性は十分にあると思います。
では、全くの未経験だとどうでしょうか。
今日は実体験を元に年代別未経験者の難易度について徹底解説してみたいと思います!
10代
調剤事務の採用条件として、高卒以上というところが多いので、アルバイトとして採用される場合でも18歳以上が10代の採用年齢になります。
18歳といえば社会人としての経験もほぼありませんが、体力や、仕事の覚えの早さなどはどの年代よりも優れているといえるでしょう。採用者としては、一般的な教養、マナーなどがあるかどうかというところに注目しなければいけませんが、将来性抜群なので、キャラクターによほどの問題がなければ積極的に採用したい年代です。
ただ、現実問題、現場で10代の事務員をみかけることはあまりありません。この年代の方は大抵の方が学生ですので、スポット的な働き方に向かない調剤薬局とはあまり相性がよくないからです。
いいかえれば、高校を卒業後、進学せず、調剤事務の道に邁進したいという方でしたら、ほとんどの薬局で採用してもらえるはずです。
若さはやはり魅力的です。結婚、出産などもまだ先ということが多いので、20代よりも離職率が低いのも採用のポイントになります。
20代
経営者側が一番積極採用したいのが、この年代です。
若いので仕事の覚えも早いですし、体力もあり、IT関係の知識もある人が多いです。まだまだ社会人経験が少ない人も多いので、会社側のいうことを素直に聞いてくれます。
30代
子育て真っ最中の30代は、家庭のイベントでシフトが安定しないことが最大のデメリットかもしれません。ただ、それ以外の点では、一番、戦力になる年代です。
社会人としての経験も積み、まだまだ若さもあるので、仕事の飲み込みも早いです。
実際に面接にくる年代としてはこの年代が一番多いと思います。
40代
調剤薬局の現場でいちばん戦力となっているのは実は40代かもしれません。子供もある程度手が離れ、安定したシフトで勤務できるのが最大の強みでしょう。50代の様に本格的に親の介護が始まっている人も少ないので、
50代
50代から全くの未経験で調剤事務をはじめるというのは、正直、かなりハードルが高いといえます。
ただ、これまで他の職種で活躍してきた方や、パソコン操作に優れている方でしたら、採用されないこともないと思います。実際、総合病院などでは多くの50代が活躍しているからです。
未経験の場合は、面接でどれだけこれまでのスキルとキャリアをアピールできるかが勝負のカギとなるといえます。
60代
60代で調剤事務を始めようと思ったら、とにかく面接の数を打つしかないと思います!正直、かなりの確率で不採用になると思いますが、今や薬局はコンビニの数より多いので、とにかく面接に行く!それこそ薬局の数だけ面接担当はいるわけで、その誰かの心にひっかかるまで面接に応募し続ければ、道が開ける可能性はゼロではないはずです。
実際、私が勤める薬局のすぐそばの調剤薬局は40才から60歳くらいのスタッフしかいません。それはそこの薬局長が若い人と働くと疲れるから、おばさんを積極採用しているという裏事情があるからなのですが、そういうこともありますので、ぜひチャレンジすることをあきらめず、ガンガン面接に行っちゃってくださいね!
コメント